こんにちは。もとちかです。
FXでなかなか勝率が上がらない。マルチタイムフレームって聞いたことあるけどイマイチわからない。マルチタイムフレームで分析しているけど、どういう味方をすればいいかわからない。
そういった方は必見です。
マルチタイムフレームでチャートを分析し、勝率の高いトレードをしていきましょう。
「FX初めてみたけど、私は1時間足だけみてトレードしています。」
「私は5分足だけみて、トレードのサインが出てきたときだけ、トレードしているんです」
そういった方は、危険です。もし現在、その手法で成果が出ているとしても、継続的には続かない可能性が高いです。
マルチタイムフレームでチャートを分析できるようになると、勝率が安定することは愚か、勝率をあげ、なおかつ、今自分がトレードするべきなのかしないべきなのかを判断でき、チャートに張り付く時間も減らすことができるので、時間を有効に使うこともできるようになります。
私からすればマルチタイムフレームで分析していない方が怖いと思うくらい、マストであり、重要な考え方です。
この記事で解説していること
- マルチタイムフレームとは
- マルチタイムフレームを利用しても見ているチャートは一つである
- マルチタイムフレームを利用した捉え方
- マルチタイムフレームを使った勝率の高いエントリーポイントの紹介
【FX勝率UP】マルチタイムフレームを利用し、勝率をあげる方法
そもそもFXはゼロサムゲームの世界であり、商社もいれば敗者もいる。
そして継続的に勝者となれる人間は10%以下の人間だけです。
それほど厳しい世界では、並大抵の努力では勝者の仲間入りはできないです。
というか、どんなビジネスであっても、簡単に儲けられるなら、そこには競合がたくさん集まり、継続的に稼ぐことは難しいですし、難しい分野では努力が足りずに挫折していく人ばかりです。
FXで常勝トレーダーになることは難しいことですが、知識はそんなに多いものではありません。どれだけ、自分の頭で試行錯誤できたかが重要な世界です。
FXの格言でもこういう言葉があります。
『FXの世界で重要なことは、誰にでもできることを、誰にもできないくらい努力することだ』
それではマルチタイムフレームをご紹介していきます。
マルチタイムフレームとは
そもそも、マルチタイムフレームとは色んな時間足を利用し、トレードに活かすことです。
冒頭でもお話しした通り、「私は1時間足だけでトレードしているんです」という方は本当に危険ですので、マルチタイムフレームを理解することにより、勝率を安定させ、さらにはその勝率を高めることができます。
少し大げさにいうと、時間足全てを利用します。
1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足
全てです。
実際にいつでもこの全ての時間足をみているというわけではありませんが、頭の中にはこのタイムフレームが全てを入れます。
そして、大事なことはこれら全ての時間足は一つのチャートであると理解できるようになることです。
チャートは短い足からだんだんと形成され、それが結果的に大きな時間足となって形成されます。
つまりはそれら全てのチャートは繋がっており、一つのチャートでもあるわけです。
現時点では何をいっているかわからないという人もいるかもしれませんが、わかるように説明していきます。
マルチタイムフレームを利用しても見ているチャートは一つである
マルチタムフレームは全ての時間足をトレードするために利用しているというお話をしました。
それはどういうことかというと、環境認識をし、全体の流れを読み取り、その流れの中でどういう道具を使って勝つのかを分析しトレードができるということです。
もう少し具体的な例でお話します。
あなたが命がけの戦争にいくとする時、それはそれはしっかり準備をしていくはずです。
今自分はどういう状況の中にいるのか、そしてどういう戦法で行けば勝てそうなのか、そしてどんな武器を持って行ったら有効的なのか、実際に戦争に行った時、どういう状況になったら負けを認めて降参するのか、どこまで攻めたら攻めの手を休め、休憩するのか。
これらを自分の頭での中で何度も何度も色んな方法を考えて行くはずです。
FXもこれと全く一緒です。
今、現在値はどう行った環境なのか、どういう形になったときにトレードをしようと思うのか、またトレードする時にどういった手段でトレードして、どうなったら負けを認めて損切りするのか、どこまで利益が乗ったら利益確定するのか。
全く同じなのです。
そこにかけるものが命なのか、金なのかという違いです。
どうしてもお金は無くなってもまた作れるので簡単にトレードをしてしまい、負ける人が90%以上にもなってしまいますが、常勝トレーダーは戦争と同じくらい緻密に考えています。
これら全てを分析するためにマルチタイムフレームを利用するのです。
じゃあどうやってそれを使ったらいいの?ということを解説します。
マルチタイムフレームを利用した捉え方
マルチタイムフレームを利用することはどういうことなのかは何となく理解できたと思います。
それではその分析する要素を一つ一つ検証します。今回は全てをお話するとかなり長くなってしまうので、今回は簡単にどういう流れでマルチタイムフレームを見ていけばいいのかというお話をしていきます。
今回細かいことを言ってもわかりづらくなるので私の頭の中で分析したものを紹介していきます。
結論から言うと、長い時間足から短い時間足の順番で見ていきます。
それは長い時間足でどう言う状況なのかという環境認識をしっかりして、短い時間足でトレードする手段を考えるということが重要だからです。
環境認識についてはこちらでも詳しく書いています。
それではリアルチャートを見ながら解説していきます。今回は現在のポンド円を例にあげて解説していきます。
それでは月足です。
現在、一旦安値をつけてそこからコマ足包み線で上昇し、H&Sの形を作って下げてきていまが、最安値で作ったコマ足包み線のゾーン下限で一旦反発。
週足
最安値を記録中。最安値が止められている値は、月足でみたコマ足包み線を作ったゾーンの下限ということを頭に入れておく。流れはグイグイ下に向かっている。
日足
一旦底値を付けを2週間ほど上昇し続けている。トレンドは下だが、下からの圧力も強い模様。上にはコマ足包み線を作ったレジスタンスラインが待ち受けている。
4時間足
4時間足では上昇トレンドを形成中。押し安値付近で作ったコマ足包み線のゾーンと50MAで反発している。ここで反発の動きが出ればロングを仕掛けるチャンスであるチャート。
1時間足
4時間足とそこまで見え方は変わらない。上昇トレンド中であり、押し安値付近まで戻ってきている。ここまでの長い時間足を見る限り、日足で確認したコマ足包み線のレジスタンスラインまではロングを考えられるので、1時間足で反発の動きが出ればロングを仕掛けていく。
15分足
15分足も1時間足とさほど変わりないが、15分で見ると下落幅は大きい。ここからすぐに反発の動きにはならないと思うが、このまま急上昇したらエントリーを見送ることも決めておく。
5分足と1分足は今回細かすぎるので割愛します。
私の頭の中ではこのようにマルチタイムを捉えています。
どういう状況なのか、各時間足から見えてくるものはどう言ったことなのかをひたすら読み取ります。
これらはかなりチャートを検証しなければここまで読み取ることはできませんが、環境認識の記事でも解説している通り、今どういう状況で、どうなったらトレーを仕掛けていくのかは紹介できたのではないかと思います。
私の頭の中はいつもこんな感じです。
ただ、持っている知識は大したことなく、ダウ理論、レジサポライン、MAなど基礎的なことばかりです。それらを組み合わせてこれらの状況を読み取れるようになります。
マルチタイムフレームを使った勝率の高いエントリーポイントの紹介
最後にこう言ったエントリーポイントは強いというのを紹介して終わりにしたいと思います。
これも結論から言うと、トレンドの揃っている状態です。
例えば、今回は月足、週足、日足では下落トレンドでしたね。
と言うことはスイングトレードのような数日から数週間ポジションを持つようなトレードであれば、ショートが勝率が高く、利益も伸ばしやすいです。
また私のようなデイトレスタイルのトレードであれば、4時間足、1時間足、15分足は上昇トレンドなので、日足の反発しそうなレジスタンスラインまではロングトレードも勝率が高いと言う事になります。
まとめ
今回はマルチタイムフレームを利用するといろんなメリットがあると言うお話ををしました。何と言っても勝率を高め、安定させる意味ではこの考え方はとても重要だと思いますので、しっかりと理解することを強く勧めます。
また検証にあたってはMT4と言うツールがおすすめです。そして最初はできないのが当たり前なのですが、なんども検証し、リアルマネーを賭け、一生懸命に努力できるようになると成長も早いです。
まだ使っていない人はこちらから使ってみてください。
MT4を使いつつ、トレードしたいという方はこちらをどうぞ。