FXを始めたあなたは、勝ったり負けたりを繰り返して、トータルで負けているからこの記事にたどり着いたのだと思う。
FXで勝つためには並々ならぬ努力が必要であるが、その努力の方向が間違っているといつになっても勝ち組にはなれないし、例えその方向があっていたとしても圧倒的な分析と練習が必要になってくる。
そんな中でこの記事では『圧倒的な分析』ということに焦点を絞った記事を書いていく。
こんにちは。もとちかです(詳細プロフィールはこちら)
タイトルにもある通り、おすすめのチャートツールがあって、それを使うと飛躍的に分析力を向上させてくれる。無料と有料とどちらもあるが、いずれもチャートを分析する上でとても重宝するツールたちだ。
FXのおすすめチャートツール【圧倒的に分析が深まる】
今回紹介するのは3つだが、私も数々のツールやFX会社のチャートをいじってきたが、今回紹介する3つだけを使えれば、他は何もいらないというくらい最強のツールである。
MT4
まずこれがなければ始まらないと言えるほどのツールがこれ。MT4。
これはチャートにレジサポラインや、BOXなど線を弾けたり、インディケーターを入れることができる。
各FX会社のチャートでも線を引くことはできたりもするが、MT4の場合、簡単にチャートのサイズを変えたり、インディケーターを入れたりすることができて、MT4であればFX会社のチャートでできることは全てできるし、それ以上にできることが豊富なので、必ず使いたいツールである。
そして、一番いいところはカスタマイズが豊富なため、自分の見やすいチャートに設定を変えられることだ。FXをやる上での仕事はチャートを見ることが業務の9割異常なので、自分の見やすいチャートにできるということはストレスフリーになる。
分析においてはあらゆる線を引けるので、ぱっと見で自分の分析を可視化できる。また一度閉じても同じ状態で復元されるところは毎回線を引かなくてもいいのでとても楽になるし、分析も安定する。
FT2
次はこちら。無料が一応あるがおそらく大抵の人は有料のものを買うだろう。無料ではただのお試し版みたいな感じなので、実質有料だと思ってもらえればいい。
ちなみにForex Tester2の略です。FT3もあってどちらを選ぶかは好みだが、どちらでもいいので、とりあえず私はFT2の方がいいのでこちらを紹介しておく。
このツールは実際のトレードをしているのと全く同じような環境を作れるツールだ。デモトレードでもできるじゃんと思う人もいるかもしれないが、FT2だと時間を巻き戻したり、早めたりすることができて過去チャートでなんどもリアルなトレードの疑似体験ができるのだ。
リアルチャートで見ていると、どうしてもトレード回数に限界はあるが、FT2を使えば何度でもあらゆる相場でのトレードの練習ができるので、とてもいいツールとなる。
Sync3
こちらも有料になってしまいますが、マルチタイムで分析するためにはとてもいいツールとなります。MT4に入れるインディケーターです。
マルチタイムでいろんな要素を同期してくれるツールです。説明動画があるのでどうぞ。
MT4でもできないこともないのですが、どうしてもエントリーする位置だったり見づらいとか、わかりづらいということが出てくるんですよね。最初はなくてもいいかもしれませんが、のちのちこのツールの良さを勝手に理解するようになると思います。
このツールを使うとエントリーした時は15分足ではチャートの形、ローソク足の形はどうだったのか。1時間足は?4時間足は?ということが非常に見やすくなるのでぜひとも活用したいツールだ。
分析を深めるはじめの一歩
どういった最強ツールがあるかは知ってもらえたので、それを使ってどう分析をしていくのかというはじめの一歩を紹介していくので、ぜひトライしてみてほしい。
基本的にはMT4を使って分析し、FT2で実践練習をするという流れになりますが、分析の仕方がわからないという方もいるのでまず何をすればいいのかということを解説していく。
トレンドを把握する
基本的には相場はトレンドとレンジの2つしかない。要は上か下かどちらかに流れが傾いているか、どちらにも行きづらく、もみ合っているかの2つということだ。
トレンドを把握できればあとはそっちの流れにエントリーしていくだけなので話がわかりやすくなるだろう。実際にどこでエントリーするか決済するかはまた細かい話になってしまうので、ここでは割愛する。
大事なことはトレンドを読み取ることだということをここではしっかり頭に入れておいてもらいたい。
早速だが、基本的にはダウ理論で見分けることがいいのだが、簡単なものから説明していく。ちなみにダウ理論はこちらの記事で解説しているので、興味がある方は見ておいて損はない。
移動平均線
最も簡単なのは移動平均線を使うことだ。とりあえずは単純移動平均線(SMA)を3本入れる。
20SMA、50SMA、100SMAだ。
最初はそれがパーフェクトオーダーの状態の時はトレンドが出ているという認識でもいいと思う。
ちなみにパーフェクトオーダーとはこんな状態である。
このように各MAの並びが短い順に並び、向きも下向きということだ。この状態になれば下向きにトレンドが出ていると思ってもらえればいい。
上トレンドの場合はこれとは逆になる。
BOXを見つける
先述したように、相場にはトレンドとレンジしかない。BOXを囲むことができればそれはレンジを意味する。ということはBOX以外のところでトレードすればいいことがわかるので、とてもわかりやすい。
ちなみにこんな感じ。
これについてはこちらでも解説しているのでぜひ見て欲しい。
トレンドフォローを心がける
ここまでくればとりあえず分析もしやすくなると思うので、あとは過去チャートを見ながら上に書いたような部分を探し、どうなったらどういう動きをするのかということをなんどもなんども探していく作業になる。
そのあとにFT2を使い、実践トレードの練習をしていこう。
トレードも大事なことだが、まずは分析しなければギャンブルトレードになってしまうだけだ。今回紹介したツールは有料のものもあるが、ギャンブルトレードをするならこのくらいの金額は簡単に吹っ飛ぶので、まずは使ってみることをオススメしたい。
合わせて読むといい記事
ツールと分析のはじめの一歩を理解したあなたは常勝トレーダーのスタートラインに立てたかもしれない。でもそれはあくまでほんの一部に過ぎない。これからあらゆる分析とトレードを繰り返し、もがき苦しみながら成長していくことだと思う。
このブログではFXについてあらゆる記事を書いているのでぜひ合わせて読むと成長に繋がるだろう。