FX

FXで1日◯◯PIPSをとる目標はいいことなのか。

よくFXの商材紹介のコンテンツを見ると1日〇〇PIPSを取れるから毎日安定して稼げるということを書いているものがあるのですが、私から言わせれば『それはやってはいけないこと』と考えます。

その理由についてこの記事では解説していきます。

こんにちは。もとちかです(詳細プロフィールはこちら

私はFX歴5年ほどですが、私もこの手の話を鵜呑みにしてトライしてみたことがあります。そこから得られるものももちろんありましたが、読者の皆さんには出来るだけ早くそのマインドが違うことに気づいたほうがいいです。

FXで1日◯◯PIPSをとる目標はいいことなのか。

結論、私は間違っているという見解です。相場は日々変化するものであって、1日〇〇PIPSとるというのはリスクが高いです。

というのもトレードチャンスの回数は毎日違って当たり前ですし、ない日があってもいいです。そしてみている時間帯も様々。そんな中で毎日同じだけの獲得PIPSを維持することは不可能であるし、そもそもFXで大事なことはチャート読解力です。

つまりはチャートを読み解き、その場その場で適応することができるかという適応力が重要なのです。

もちろん毎日〇〇PIPSとるように適応するといった考え方もできますが、それよりも常にどの相場が利益を出しやすいかということを考え、実行することの方が容易です。

後者の考えで行くと自然と今日はエントリーしないという日も出てくるわけです。

手法をうたった商材について

よくあるのが1日5PIPS取れるから毎月200PIPSを安定して取れます。みたいなものです。

この文言には2つの言いたいことが含まれていて、1日たった5PIPSでいい。ということと、毎月200PIPS取れるといったことです。

そもそもFXというのは生き物のようでして、毎日、毎月、毎年相場が変わるものです。その中で、毎日これだけの利益をあげることができる。というのはかなり歪曲化されたものです。

相場は変化するものなので、ある決まった手法もいつかは通用しなくなる可能性があります。そして、みている時間帯、経験値によってそもそもそれ通りに再現することが難しい。

商材全般にそうですが、こういった手法でとかいうものは再現性がとても低いです。作った本人のバックグラウンドが見えないからです。

確かにいいデータだけとって、あたかもいつでも通用するみたいな感じにうたっていて一見良さそうに感じますが、それはあくまでその一部にすぎません。FXでは100%という概念は存在しませんし、どういった経緯でそういった手法が確立したかまで理解することは皆無です。

ベターな考え方

繰り返しになりますが、適応力をつけることを重視するということです。

そもそも1日〇〇PIPSをとるということは自分勝手な発想です。大事なことは相場に合わせることです。

1日〇〇PIPSを追い求めるとどうなるか

これをしてしまうと簡潔にいうと取り返そうとしてルールを破るということが訪れます。

FXは確率左右されるものなので、3連敗、4連敗が起きることも珍しくありません。

仮に3連敗して−15PIPSを失ったら、それを取り返すために4連勝をしなければいけなくなります。そうすると大半の人はロットをあげたり、利益を伸ばそうとしたり、欲や取り戻したいというメンタルが働いてルールを破ってしまいがちです。

ルールを破った際に負けたもんならその月は取り返すことはほぼ皆無になるでしょう。

これはなぜ起きるかといえばそれは目標が数字になってしまっているからなんですね。これがそもそも間違っていて、毎日いくら稼ぐとか、毎月〇〇PIPS取るといったことを設定してしまうとメンタルに影響してきます。

考え方の本質とは

メンタルに影響しないようにするには、ここからここまでは取りやすい、というチャートの波を意識した目標を立てることが重要です。

その波を意識すれば、時間足をあげれば自ずと1回のトレードの獲得PIPSはあげることができます。見る時間足を決まったものにしたり、通貨も限定していれば、獲得PIPSも安定します。

これが本来の考え方です。

大事なことは獲得PIPSでも利益額でもなく、相場の波をみて相場を読解することです。そしてそれに適応できるかということです。

合わせて読むといい記事

FXはレンジ相場が7割!レンジ相場は手を出すな!

【FX勝率UP】マルチタイムフレームを利用し、勝率をあげる方法

【FX】環境認識で勝率を倍に上げる方法【有料級】

Twitterでリアルタイム相場解説を配信中!

FXではその場その場の状況対応が求められます。
注目ラインの解説や、現状の相場分析、その後の相場でどうトレードしていくのかなど、リアルタイムで配信しています。

Twitterへ

LINE公式マガジンの登録はこちから

友だち追加