こんにちは。もとちかです。
FXで大事なことは検証と経験とか世の中に言われることが多いですが、それと同じくらい大事なことが負け方です。
負け方をいくら検証したって勝てるようにならないでしょ?と思っている方
『ちょっと待ってください!』
この記事を見たら負け方の重要性を理解し、これからのトレードや検証の質が高まるでしょう。
【FX】意外と知られていない負け方の重要性
結論からお話ししましょう。
良い負け方と悪い負け方があります。
悪い負け方とは適当にトレードして負ける。なんとなくこっちっぽいという浅はかな理由で負けるといったことです。
良い負け方とは、ここで負けるなら仕方ない!と思って負けることです。
つまりその違いは何かと言うと、トレード前の分析の質です。
悪い負け方は分析の質が悪いです。要は分析が甘いということです。
良い負け方は分析の質が高く、これだけ条件が揃っているから勝てるだろうと思ってトレードすることです。
FXの世界では1回1回のトレードで勝率100%というトレードはありません。
どんなに検証を重ねてこの条件なら勝てると思ったところでも、MAX99%までしかいかないです。必ず1%以上は負けることもありえます。
というかそれを頭に入れておかないと、100連勝した後の1敗で全財産を溶かすことだってありえてしまうのです。
これはリスク管理ということになるので、これに関しては別記事で書きたいと思うので、省略しますが、大事なことはここなら高い確率で勝てるという明確な根拠を立てて、トレードすることなのです。
良い負け方の例
以前Twitterでこんなツイートをしました。
今日のポンドルは完敗ですわ。
— motochika@新潟事業家27歳 (@MotochikaT) September 6, 2019
これだけ条件そろってるのに負けるとは。
日足: 上昇トレンド、50MA、重要レジ上抜け
4時間: 下落トレンド崩壊、ほぼMAPO
1時間: 上昇トレンド20MAG2
15分: 上昇トレンドN字+G2
これで負けるなら仕方ないなー。 pic.twitter.com/tRVwnlHlQn
今日のポンドルは完敗ですわ。
これだけ条件そろってるのに負けるとは。
日足: 上昇トレンド、50MA、重要レジ上抜け
4時間: 下落トレンド崩壊、ほぼMAPO
1時間: 上昇トレンド20MAG2
15分: 上昇トレンドN字+G2
これで負けるなら仕方ないなー。
これが良い負け方というものです。
自分の中でこういう環境でこういう直近の動きに対して、理想通りの動きになったのでエントリーして負けた。
自分の検証の中では高確率で勝利をつかむことができた相場であるにも関わらず負けた。
だから仕方ないと思えるわけです。
この仕方ないという気持ちが重要ではありますが、仕方ないの度合いがもっと重要なんです。
『適当にトレードしたから負けても仕方ない』ということではなく、『これだけ検証した結果、勝率が高いポイントでトレードした』から仕方ないと思えるかどうかなのです。
初心者でも考えは同じ
かくいう私も実はここまで思えるようになるのに、数年かかりました。
最初の頃もこの気持ちはあったんですが、今思えば根拠が薄かったな。と思います。
というのも数年前は『ここで勝てなかったらどこで勝てんだよ』と思ったことは何回もありましたが、その時は大した根拠ではないことを何個も並べていただけでした。
例えば、MAが上向きだからとか、ゴールデンクロス起きたとか、レジサポラインはこの辺かなとなんとなくで引いてみたり。
こういったこと一つ一つ大事なんですけど、なんでそうなったかとかなんでそこにレジサポライン引いたのかとかそういうことを深く考えていませんでした。
そのため、薄い根拠がいっぱい重なっても大した勝率にはならなかったりするんですよね。
要は本質を理解していなかったわけです。
最初の頃は本読んでみたりして真似しながらやったりとかから始まるんですけど、その頃ってその理由を軽く触れてたりするだけで、自分の頭で考えてこういう理屈だって腹に落とし込めていなかったりするんですよね。
その辺がわかるようになってから成長したように思います。
ですので、初心者でも実は考えは同じで、毎回のトレードを少しづつでも自分の頭で考えて、ベストを尽くすってことが重要だと思います。
最初は知識も乏しいし、相場観なんてサラサラわからないかもしれないですけど、それでも自分で考えて、その時のベストトレードを心がけて、それを何回も繰り返して勝率の高いトレードはこれっぽいということが見えるようになってきます。
だから根拠づけたトレードをして今の自分のベストを尽くしたから仕方ない。と思えることが良い負け方であると考えます。
そこからじゃあなぜ負けたのかを深掘りすることが一番成長が早いと思ってます。ベストを尽くしたトレードでもないのに、負けたトレードをなんで負けたんだと思っても成長は乏しいです。
まとめ:良い負け方を心がけよう
悪い負け方をしてもそれは少しも成長しません。
それはギャンブルだからです。
FXはギャンブルではなく、資産を増やしていくためにするものだと思いますので、良い負け方を心がけて1回1回のトレードに臨んでほしいと思います。
ポイントは負けても仕方ないと思える位置でトレードできるかということです。
まだ自分は本気じゃなかったなと気づいた方はこちらの記事を読むべき。